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基本編ロゴ[生理生態]5.裾刈りとこれからの樹型

◆C012.裾刈りの影響

茶園の裾部は摘採しないため、茶樹の生育上関係しているかどうかが裾刈りをするうえで問題となります。
裾部の角度ごとに収量を比較した、研究機関の実験結果があります。この実験により、裾部の枝は20%まで切っても茶樹の収量に影響がないことがわかりました。かえって、余分な枝を持つ茶樹の負担を軽減し、茶樹には好影響を与えるとも考えられます。
管理の作業性を高めるために、地平に対して45°くらい(やぶきたの場合)の角度で裾刈りをしましょう。


◆C013.これからの樹型

裾部カットの必要性については上記(C012)のとおりです。また、乗用型摘採機の導入をふまえて、摘採機の弧のサイズR=3000に合わせ、右図のような樹型に変えていく必要があります。

 

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