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基本編ロゴ[幼木園]1.新改植園の造成
 
■摘採面裾部の枝は部分的に弱くなる。 ■摘採面裾部の枝は全体的に強い枝で構成される。

◆Y001.単条植え・千鳥植え

2月号で説明した二条植えの他に、単条植えや千鳥植えなどの植栽方法があります。
単条植えや千鳥植えの方が、苗木の本数は少なく済みますが、今後の新改植では、乗用型摘採機の導入を想定し、R3,000に畦をつくっても株に強弱の出ない二条植えがよいと思われます。

 

◆Y002.乗用型摘採機の弧と株張り

乗用型摘採機を導入する場合、摘採面の円弧(R)=3,000mmにする必要があります。この場合、可搬型摘採機を使用していた旧来茶園と比較して幹から遠くなる両端の部分(図:赤丸)が、どうしても弱くなります。
二条植えにすることにより、摘採面の両端部分が弱くなる問題は解消されます。

→これからの樹型

◆Y003.管理しやすい幼木の仕立て方

幼木時代の仕立て方において、成木園となった後の管理面を考慮することが大切です。枝の張り方を下図のようにしておけば、裾刈りを頻繁に行う必要はなくなります。

 

 

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