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黎明期の機械


カワサキ機工の記念すべき開発第一号。それは「八木式粗揉機」でした。折しも牧之原茶園が次々と開墾され、時代はまさに手揉みから機械揉みへの転換期。製茶機を使用する人がようやくあらわれ始めていましたが、ハンドル式、足踏み式、水車式など、動力はすべて人力でした。創業者は明治38年に川崎工場を設立。この粗揉機の研究試作に取りかかり41年に宿願の発売。しかし、期待に反してその売れ行きははかばかしくなく、しかも需要はお茶の生産時期に限られたものであり、また機械の性能も今一歩であったことから、結果的には大きな損失だけが残るスタートとなりました。しかし、創業者は次なる目標として「精揉機」に着目。今でいうユーザーテストを試みるなど、その開発に積極的に乗り出しました。


茶葉揉撚器
茶葉揉撚器

明治41年に発売を開始。六合村(現島田市)の八木多作氏の特許権を譲り受け開発したもので、この「八木式」はカワサキ機工の一大ブランドとなりました。


助走期 成長期 躍進期 挑戦期


 

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主催:カワサキ機工株式会社