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カワサキ機工
躍進期の機械

高度成長期にあって産業は活況を呈し、技術革新も進んで要因不足が叫ばれた時代。製茶機も需要拡大の兆しを見せ、次第に自動化、大型化へと向かっていきます。また、木枠は鉄枠へと変更され、鋳物部品の鉄板化も本格化。昭和40年代からは茶の消費量の大幅な伸びに伴って量産体制づくりが必至となりました。しかし、当社では量産効果の追求もさることながら、“ユーザーニーズに敏感であれ”の鉄則を守り、製茶品質の向上を最優先。従来機を基本に連結化によって省力性を高める方向で研究開発に力を傾けていました。一方、機種の多様化も進み、なかでも特筆すべきものとして地域性を加味した各種蒸機の母機ともいえる「蒸機C型」、葉の自動取出を可能にした「粗揉機」の開発などがありました。


蒸機
蒸機C型 
緑茶ニーズの多様化とともに、蒸機の重要性を認識。昭和39年に開発された、この蒸機C型は、弊社が蒸機開発に本格的に取り組む契機となった製品です。


バーナ
バーナ 
薪や石炭などに代わり、昭和20年代後半から重油、そして30年代にはLPガスが登場。これにともないさまざまなバーナの開発が行われるようになりました。


粗揉機
背面熱風式粗揉機 
昭和30年代末、粗揉時間が短縮されるうえ、製品茶の色沢がよい背面熱風式粗揉機が登場。従来の横引き式から、各社が一斉に背面式にきりかえました。


揉撚機
鉄枠揉撚機 
昭和36年開発。揉捻機の鉄枠化はすでに昭和29年から始まっていましたが、緑茶用として木枠を軽量型鋼により鉄枠化したのは、弊社ではこれが最初の製品です。


精揉機
四手揉み精揉機 
時代の要請に応じ、随所に省力化と製茶品質向上のための工夫を凝らしたSA型精揉機(昭和40年)。揉み口が抜群で、長く人気を博した秀逸機です。

SAの人気の秘密


黎明期 助走期 成長期 躍進期 挑戦期

 

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主催:カワサキ機工株式会社